個別株の歩き方

ある個人投資家が、一社をどう分解しているか


こんばんは、TERAです。

まずは、フォームにご記入いただきありがとうございました。

こういうものは興味のある方にだけ届けばいいと思っているので、
番組ではほとんど中身を話していません。ここからが本題です。

番組で投資の話をしてこなかった理由

お聴きの方はご存知だと思いますが、私は番組で具体的な投資の話をほとんどしていません。

理由は単純で、やりたくないからです。笑

ポッドキャストは誰でも聴けます。
つまり、聴いている人の前提も目的もバラバラなわけです。

そんな場所で個別具体的な話をすると、必ず妙な受け取られ方をします。
「これをやれば儲かる」と勘違いする人が出てくる。

それが嫌だったので、避けてきました。

ただ一方で、「実際どうやっているのか知りたい」という声はずっといただいています。

まあ、そうですよね。
成功していると言われる個人投資家が何を考えて何を見ているのか、
普通は見えません。完全にブラックボックスです。

だから「投資の秘密」だの「プロの必勝法」だのを謳う怪しい人が後を絶たないわけで。

たぶん、このあたりで止まっていませんか

個別株をやってみようと思って、まず何をしたか。

たぶん、本を何冊か読んで、YouTubeをいくつか見て、
それから四季報か、会社のIRのページを開いた。

ここまでは、多くの人がやります。

で、そこで止まる。

なぜかというと、開いた数字のどれが大事なのかが分からないからです。
全部大事そうに見えるし、全部どうでもよくも見える。

心当たり、ありませんか。


「PERが低い=割安」と習ったのに、低いまま何年も動かない

安いから買った。それから3年、ずっと安いままです。
なぜ安いのかを説明できないまま買っていたので、いつ見直されるのかも分からない。

決算が良かったのに、翌日下がる

増収増益だったのに売られる。何が起きているのか分からない。
「もう織り込まれていたから」と誰かが言うけれど、
じゃあ何をどこまで織り込んでいたのか、どうやって知るのか。

そもそも、どの会社を見ればいいのか分からない

4,000社もある。どこから手をつけていいか分からないので、
結局トヨタとかNTTとか、知っている大企業のページを開いて終わる。

勉強はしているのに、いつまでも「分かった気」で終わる

本もYouTubeもAIもある。情報はいくらでも手に入る。
なのに、自分の言葉で「この会社はこうだ」と言える会社が1社もない。


そして、一番きついのはここだと思うんです。

下がったときに、持ち続ける理由がない。

誰かの推奨で買った株が2割下がる。
そこで持ち続けるか売るかを決めるには、
「自分がなぜこれを買ったのか」を自分の言葉で言えないといけません。

言えないと、下がった瞬間に手放すことになる。
そして、その後に上がったりする。笑

要するに、握力がないんです。
握力は精神論ではなく、自分で分解したかどうかから来ます。

なぜそうなるのか

理由はシンプルで、1社を最後まで分解したことがないからです。

途中まではやったことがあるはずです。
売上を見て、利益を見て、PERを見て、なんとなく「良さそう」と思ったところで止まる。

その先があります。

その売上は頭数が増えたのか、値上げしたのか。
その利益は現金になったのか。
伸びているのは業界のおかげか、この会社が取ったのか。
誰が株を持っていて、これから誰が売るのか。

ここまで辿って、初めて「この会社はこうだ」と言えるようになります。

一度でも最後まで通せば、2社目からは自分でできます。
やり方は同じなので。

問題は、その「最後まで」を見たことがないことです。
教科書には手順が書いてありますが、
実際に一人の投資家が1社を最後まで分解した現物は、まず表に出てきません。

で、半年後にどうなっていたら嬉しいですか

先に、行き先のほうを書かせてください。

たとえば、こんな状態です。

ニュースで「原材料が上がっている」と流れたときに、
自分が見ている会社の、どの数字の何行目に効くのかが分かる。

持っている株が2割下がったときに、
「自分の前提が壊れたのか、それとも自分と関係ないところで下げているのか」を、その場で切り分けられる。

四季報を開いて、最初にどこを見るかが決まっている。
全部大事そうに見える、ということがなくなります。

飲み会で「あの会社どう思う?」と聞かれて、
どこかで読んだ受け売りではなく、自分が見た数字で答えられる。

そして、たぶん一番大きいのはこれです。

人の意見が要らなくなります。

誰かの推奨を探さなくてよくなるし、
SNSで自分と同じ意見の人を見つけて安心する必要もなくなる。

正直に言うと、これは投資の話だけではないと思っていまして。
自分の頭で構造が読めるようになると、仕事の見え方も変わります。
自分の会社がどこで稼いでいて、何が効いているのか、急に見えたりする。

まあ、そっちはおまけですけど。笑

そこまでの距離

で、「そうなれたらいいけど、何年かかるんですか」という話ですよね。

私は、才能の話ではなく手数の話だと思っています。

1社目は、たぶんしんどいです。
ただ、完成品が手元にある状態で追いかける形になります。
各項目に「なぜこれを見るのか」が書いてあるので、読めば追えるようにはなっています。

2社目は、半分くらい自分でできます。
見る順番が同じだからです。会社が変わっても、順番は変わりません。

3社目あたりで、自分の言葉が出てきます。
「この会社は◯◯で稼いでいて、効くのは△△だ」と、
借り物ではない表現で言えるようになる。ここが分かれ目だと私は思っています。

月に1〜2社ずつ届くので、逆算すると数ヶ月です。
何年もかかる話ではありません。

ここで一つ、はっきりさせておきたいことがあります。

世の中には、情報を速く多く集めようとする人と、構造で見る人がいます。

前者は、もう勝てません。
AIが全員に同じ速度を配ってしまったので、情報の速さで差がつく時代は終わりました。

残っているのは後者だけです。
そして構造で見ている人は、実はほとんどいません。
多くの場合、因果と相関が混ざっていて、共通点を見つけて満足して、一手先の連想で止まっています。

つまり、空いているんです。

しかも構造で見るのは、頭の良さの問題ではなくて、
「最後まで通したことがあるかどうか」の問題だと私は思っています。

だから、たぶん辿り着けます。
少なくとも私は、特別なことは何もしていません。

で、何を渡すのか

私が普段、自分のために作っている企業の調査レポートです。

これをそのままお渡しします。

「そのまま」というのがミソでして、
販売用に薄めたり、初心者向けに噛み砕いたりはしません。
私が自分の判断に使っているものと同じものです。

中身は毎回この構成で、各項目には「何に答える節か」と「なぜそれを見るのか」が書いてあります。

見ているものなぜ見るのか
地雷チェック数字の比較が成立しない箇所を先に潰さないと、その後の分析が全部ずれる
利益の分解頭数の増加はいずれ頭打ちになり、値上げは競争で消える。どちらで伸びたかで、伸びが続く年数が変わる
キャッシュの体質利益が現金にならない会社は、成長するほど資金が要り、増資や借入に追われる
効くKPIと先行観測決算を見てから動くと、価格には既に入っている
業界と競合業界全体が伸びているだけなら、その伸びは会社の実力ではない
中計の信頼度過去の外し方の癖が分かれば、今回の計画をどれだけ割り引くかが決まる
需給と支配価値が正しくても、売る人が多ければ株価は上がらない
企業文化掲げた言葉と数字が割れている会社は、業績が戻っても評価が上がりにくい
市場はどう見ているか自分が気づいたことに市場が既に気づいていれば、取り分がない
反対意見反論を潰せなかった箇所が、実際に損をする箇所になる

1本あたり2万字前後。図表とグラフ込みです。

「歩き方」であって、案内ではありません

先に言っておきますが、私はこのサービスで投資を教えません。

レクチャーもしませんし、質問にお答えする形でもありません。

ガイドブックと同じです。
どこに何があって、どう見ればいいかは書いてある。
ただ、歩くのはあなたです。手を引いて連れて行くことはしません。

「私が何を見て、どう考えて、どういう順番で判断しているか」が
そのまま出ているものをお渡しするので、そこから勝手に学んでください、という趣旨です。

不親切に聞こえるかもしれません。笑

ただ、これが一番効くと思っています。
手順を教わっても、その手順が効かない場面が来たら終わりです。
考え方の構造ごと見たほうが、応用が利きます。

ちなみに、これを「読み物」だとは思っていません。
分解して、なぜこの項目があるのかを考えて、
自分が気になっている会社に当てはめてみる。そういう使い方をする前提のものです。

あなたの気になっている会社を歩きます

ここが本題かもしれません。

多くの方にとって、入口は「自分の知っている会社」だと思うんですよ。

普段使っているサービス、店で見かける商品、勤め先の取引先。
興味のない会社のレポートは、たぶん読まれずに終わります。

なので、あなたが指定した会社を調べます。

プラン中身月額
歩き方あなたが指定した会社 月1本+私が最近調べた中から 月1本10,000円
歩き方 + 地図あなたが指定した会社 月2本+私が最近調べた中から 月1本3つの地図20,000円

上のプランについている「地図」は、私が投資の候補を探すときに見ている全体像です。

この3つは定期更新されます。

地図は一度描いて終わりではありません。
循環の位置は動きますし、テーマには賞味期限があります。
去年の地図で今年歩くと、道が消えていたりする。

なので、私が自分の地図を描き直すたびに、そのまま更新されます。

「個別の会社を分析するのはいいとして、そもそもどの会社を見ればいいのか」
という段階の方に効くはずです。

この2つは順番です。
まず気になる会社を1社きちんと分解できるようになる。
それができるようになってから、自分で候補を見つけられるようになる。
地図が読めるのは、実際に何度か歩いた後です。

向いていない人

はっきり書いておきます。

これらに当てはまる方は、ここで閉じていただいたほうがお互いのためです。

逆に、
「数字の裏側で何が起きているのかを自分で読めるようになりたい」
「他人の判断ではなく、自分の判断の質を上げたい」
という方には、たぶん一番効率がいいと思います。

どれくらい調べているか

私は普段、目についた会社を片っ端から調べています。月に数十社。

自分の判断材料を増やすためにやっていることなので、
サービスのために新しく何かを始めるわけではありません。
既にあるものの一部を、そのままお渡しするだけです。

だから、あなたの指定した会社が1社増えることも、私の負担にはなりません。
むしろ自分では選ばない会社が入ってくるので、私にとっても得があります。

価格について

これは私の本業ではありません。

生活のために売っているものではないので、無理に人数を増やすつもりもありませんし、
値段を下げてまで広げるつもりもありません。

必要だと思う方にだけ届けば十分です。

今回は20名までにします

先に書いておきます。

今回の募集は20名で締め切ります。

理由は2つあります。

1つは、投資では自分のやっていることを広めすぎると、優位性がなくなるからです。

これは根性論ではなくて、単純にそうなります。
同じものを見て同じように動く人が増えれば、その分だけ取り分が減る。
だから、広める理由が私の側に一つもありません。

もう1つは、身も蓋もない話ですが、
然るべき投資家が、自分の見ているものと分析の中身を、この価格で公開するなんて狂気の沙汰だからです。

自分で書いていて、正気かなと思います。笑

なので、少なくとも数だけは絞らせてください。

もし多かった場合

申し込みが多ければ、2回目の募集をするかもしれません。

ただし、そのときは値上げします。

同じ理由です。人数が増えるほど私の側の取り分が減るので、
その分は価格で埋めさせてもらいます。

そして、2回目をやるとしても、合計で40〜50名までです。
それ以上は私のリスクが上がるので、やりません。

いつまで続けるかは、私にも分かりません

正直に書きます。

急に気が変わるかもしれません。

冒頭に書いたとおり、これは「ニーズがあるならやってもいいかな」くらいの気まぐれで始めるものです。
本業でもありませんし、これで大きく稼ぐつもりもありません。

だから、来年も同じようにやっているかどうか、私にも分からないんです。


最近、こんなことがありました。

気に入っていた店に行ったら、閉まっていた。
張り紙もなくて、ただ看板が外れているだけでした。

悲しかったんですが、まあ、そこかしこで今起きていることでもあります。

諸行無常、一期一会。

このサービスも、そういうものとして受け取っていただけると、私も気が楽です。

合わなければ、やめてください

1ヶ月試して合わなければ解約してください。

管理画面からご自身でできますので、私への連絡も不要です。
引き止めもしませんし、理由を聞くこともありません。

合わない人に続けてもらっても、お互い得がないので。

注意していただきたいこと

(転載防止のため、購入者名を記載した状態でお渡ししています)

申し込み

[決済リンクを差し込む]

最後に一つだけ。

私は、投資で資産を作ること自体が目的だとは思っていません。
お金の不安がある程度なくなって、はじめて自分の本当にやりたいことに意識が向く。
そのための手段だと思っています。

なので、これも「勝つための道具」としてではなく、
「世の中の仕組みを自分の頭で読めるようになるための材料」として
使っていただけるといいのかなと思っています。

それでは、よい旅を。

TERA